2023.05.29 西日本が梅雨入り、夏物家電の動きも本格化 各地の家電量販店
サーキュレータとエアコンの併用で節電を訴求(エディオンイオン守山店)
九州北部から東海にかけて平年より6~8日早く梅雨入りした。各家電量販店では夏物や小型家電の訴求に力が入る中、サーキュレーターや炭酸水の生成器が売れ始めている。
エディオンダイナシティ小田原店(神奈川県小田原市)は、「ソーダストリーム」などの炭酸水生成器が人気。暑い季節を前に、特に注目されている小物家電だという。
酒を割ったり、ソフトドリンクに使うなどファミリーで楽しめるところが魅力。発売から時間がたっている商品のため認知度も高いという。ガスシリンダー(交換ボンベ)も確保し、リピート客の来店につなげたい考えだ。店長は「プリンターのインクを買い替えるように、(ボンベを)気軽に買っていく」と話す。
エディオンイオン守山店(名古屋市守山区)は、6月末まで「梅雨シーズン快適家電特集」を組み、シャープやエディオンオリジナルなど5万円前後の衣類乾燥除湿器を訴求。サーキュレーター・扇風機は、アイリスオーヤマやYAMAZEN(価格は約1万円クラス)の省エネDCモデルを、エアコンとの併用利用で夏場の節電をアピールしている。
ヤマダデンキテックランド福岡西店(福岡市西区)は、レジャー用のアクションカメラの販売に期待。店長は「当店はレジャースポットとして人気である糸島市に近い。マリンスポーツを楽しむ人などから、防水対応の商品のニーズが高まると考えている」と話す。旅行や日常などを動画で記録するVlog(ブイログ)への関心も高まる中、気軽に動画を撮影できるカメラの販売に力を入れたいとしている。
(30日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)