清潔・除菌機能もつ

ウイルス抑制やカビ防止

　富士通ゼネラルは、2027年を目標年度とする新省エネ基準を達成したルームエアコン中級機「ノクリア」Wシリーズを訴求する。「デュアルブラスター」搭載の最上位機Xシリーズや、ハイスペックなZシリーズと合わせ、省エネ性に優れた機種の提案を加速していく。

　Wシリーズは、ラインアップする全8機種で新たな省エネ基準をクリアしたモデル。省エネ運転をサポートする多彩な機能も搭載し、0.5度刻みの細かな温度設定を可能にしているほか、節電設定や電気代の音声アドバイス機能も備える。

　その日の運転時間の通知や、前日の電気代を超えそうな場合に注意を促すなど、日常生活で省エネ・節電意識を高めやすくしている。

　Xシリーズは、両脇に備える吹き出し口からのハイブリッド気流で高い快適性を実現するのが特徴。冷風を体に直接当てず、天井に持ち上げて部屋全体に行き渡るようにする。

　「熱交換器加熱除菌」など室内機の清潔・除菌機能「ノクリアクリーンシステム」を搭載し、清潔性にもこだわっている。室内機内部の風の通り道に防カビ効果のある材料を採用し、風の吹き出し口でもカビの繁殖を抑制する。

　「カビ抑制タイマー」も搭載し、カビが繁殖しやすい条件が発生していないかを一日一回確認。検知した場合には52度以上で10分間加熱するなどカビ抑制運転を自動で実施する。「ウイルカット・フィルター　プラス」で、ウイルスや細菌の抑制、カビの繁殖防止効果に加え、アレル物質（花粉、ダニの死がい、カビ）を抑制する効果を追加している。

　高級機Zシリーズにも熱交換器加熱除菌などの清潔機能を実装し、省エネ性と合わせて提案している。