2023.07.14 ソフトバンクとニデックがモーター開発 成層圏通信プラットフォームの早期実現に向けて 太陽光発電や蓄電の技術の発展で注目

機材(左)とモーター

 成層圏を飛行し続ける無人飛行機が基地局となり、モバイル端末に対する電波を届ける。そうした構想が進んでいる。ソフトバンクは6月、成層圏通信プラットフォーム(High Altitude Platform Station、HAPS)向けのモーターを、ニデックと共同で開発したと発表した。HAPSの早期実現に向けて機体の研究・開発に取り組むソフトバンク。今回のモーターはそれに弾みをつけそうだ。

 HAPSはソーラーパネルで発電した電力を...  (つづく)