2023.07.20 【ケーブル技術ショー特集】衛星放送協会 小野直路会長
コンテンツの重要性で
多チャンネル放送研究所がセミナーを21日開催
衛星放送協会は、ケーブルコンベンションに2010年から主催団体の一つとして参加しております。有料・多チャンネル放送は会員社のたゆまぬ努力によって、各チャンネルのコンテンツが視聴者を引き付け、今や多彩なサービスを提供する放送メディアへと成長しております。最近では、ネット社会が作り出す新しい価値と、放送事業者との共同展開も活発になりつつあります。今後も業界の枠を超えた連携によって、それぞれの強みを生かした新たなビジネスの発展に期待したいと思います。
ケーブルコンベンション2023のテーマは「Power of Our Society~地域の力が未来を変える~」です。
衛星放送協会は付属機関の多チャンネル放送研究所によるセミナーを、21日午前10時からホールD7において、「デジタル変革時代の多チャンネル放送~専門力でファンをつかむコンテンツパワー~」と題して実施します。
OTTの統廃合が加速してマーケットが複雑化するメディア環境の中で、コンテンツの重要性は一層高まっています。このセミナーでは、多チャンネル放送研究所が実施した「ユーザー調査」を基に、多チャンネル放送のコンテンツ制作についてディスカッションしますので、どうぞご期待ください。
また、21日に「第13回衛星放送協会オリジナル番組アワード」授賞式を開催します。今年は「新しい挑戦」を審査視点に置き、次代を見つめて制作された作品の数々を表彰します。9月には授賞式番組「オリジナル番組アワード!受賞作品はこれだ!」の放送がJ:COMプレミアチャンネルをはじめ10社以上のケーブルテレビ局で予定されております。
有料・多チャンネル放送の強みは、専門チャンネルならではのオリジナルコンテンツの制作力です。衛星放送協会は、今後も魅力ある番組の充実を図り、ケーブルテレビの価値を一層高めることができるよう取り組んでまいります。