2023.07.21 三菱重工がラック型の液浸冷却システム開発 既存DCにも導入可能 冷却エネルギー92%削減
ラック型液浸冷却装置
三菱重工業は、IT機器を液体で冷却する液浸冷却装置を、既存のデータセンター(DC)でも導入しやすい「ラック型液浸冷却システム」として新たに開発した。液浸冷却は、フッ素系不活性液体などの絶縁性のある液体にサーバーなどのIT機器を浸すことで効率的な冷却を図る、次世代の冷却方式。
同システムは、空冷システムの運用基準におおむね準拠しており、既存DC設備への導入適応性、運用性、保守性、積載多様性、省エネ性が向上し、複雑化する顧客ニー... (つづく)
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