新製品「IC-905」を実働展示

　アイコムは新製品の144～5600メガヘルツをオールモードでカバーするトランシーバー「IC-905」や新型リニアアンプ「IC－PW2」を展示。ほか、現行機種の展示や高周波数技術の参考出展も行う。

　新製品IC-905は実働展示を実施。144～5600メガヘルツに加え、別売りのトランスバーター（CX-10G）を使用することにより10ギガヘルツでの運用が可能。また、トランスバーターを付属した「IC-905XG」も同時に発売。RFユニットが本体コントローラーと分離しており、アンテナ直下に取り付けることが可能。高周波数帯で問題となるケーブルでの電力損失を抑える。

　IC-PW2は価格も発表。IC-7851と並べての展示、SO2Rスタイルでの展示を実施する。IC-905やIC-PW2はステージでプレゼンテーションを行うほか、ブース内のディスプレーで紹介する。

　ほか、24ギガヘルツトランスバーター、24ギガヘルツパラボラアンテナ、自社開発のキャビティーBPFフィルターを参考出品し、技術面も訴求。FT8の簡単設定を実現したIC-7300／IC-9700、IC-705、新製品のID-50などD-STAR機も登場。

　アマチュア無線機以外の展示では、ライセンスフリートランシーバーや衛星通信トランシーバーIC-SAT100、5G対応エッジゲートウェイIP50Gも出品する。