2023.09.06 分析装置、複合計測で標準化の動き 共通基盤構築で競争力強化へ
個別の装置では対応しきれない複雑化した計測分析課題に応えるため、複数の分析装置を用いて取得したデータの統合活用を目指す動きが進む。複合・統合解析の実現には計測データの共有化が必須。データフォーマットの標準化に向けた作業が進められ、国際標準化も計画されている。
分析設備の共用化や複合分析の実現に向けた試みの一つが、東京大学、三井不動産などが開設した分子構造解析の産学連携拠点「FS CREATION」(FSC、千葉県柏市)だ。東... (つづく)