2023.09.22 光科学技術研究振興財団が11月に「浜松コンファレンス」開催

講師の竹内教授

 光科学技術研究振興財団(理事長=晝馬明浜松ホトニクス会長)は11月3日、最先端の科学技術を紹介し、新しい文化について考える「第40回浜松コンファレンス」を浜松市中区のアクトシティ浜松で開催する。定員1000人(先着順)、入場料は無料。9月21日から同財団のWebサイトで申し込みを受け付けている。

 コンファレンスは、晝馬理事長の主催者あいさつ後に、チェリストの横坂源氏、アコーディオニストの大田智美氏が演奏を披露する。

 講演は、京都大学大学院工学研究科の竹内繁樹教授が「『量子もつれ』が拓く、新しい光センシングの世界」をテーマに行う。

 竹内教授は光子の不思議な性質、光子が対となった量子力学的な状態の量子もつれについて解説。従来の光技術の限界を超える光量子センシングに関する最新の取り組みも紹介する。