2023.09.26 【電波時評】日本の地から世界へ、という発想

 日本はグローバルでどう存在感を示していくか-。電機業界に身を置く経営者は、国内市場だけでなくグローバルを視野に入れた取り組みを模索しているが、世界での地位はなかなか上がっていかないのが実情だ。

 日本人が作った日本の会社で、世界で勝ちたいと思うことは大事だと思う。しかし、企業の経営資源となる「ヒト、モノ、カネ」をいかに集められるかが勝敗を分ける今の時代を考えると国内にとどまっていては世界への道のりが遠く険しいのは明らかだろう。...  (つづく)