2023.11.29 年末は特殊詐欺が増加 家電も活用し身を守って パナソニックが防犯商品提案

パナソニックは28日、防犯アドバイザーの佐々木成三さんと京師美佳さんを招き、防犯に関するトークセッションを東京都内で開催した

宅配ボックスとモニター付きドアホンを連携できる宅配ボックスとモニター付きドアホンを連携できる

 パナソニックは28日、防犯アドバイザーの佐々木成三さんと京師美佳さんを招き、防犯に関するトークセッションを東京都内で開催した。

 トークセッションでは、同社のモニター付きテレビドアホンや宅配ボックス、迷惑電話防止機能付き電話機などを連携させ、防犯対策を強化することを提案。年末にかけて増えるというオレオレ詐欺や預貯金詐欺、還付金詐欺などへの備えを促した。

 佐々木さんは「セキュリティの強化で心に余裕ができる」と、防犯製品の活用の重要性を強調。京師さんは、犯罪者が嫌がる四原則として「音」「光」「時間」「人の目」を紹介し、アラーム音やセンサーライト、防犯フィルムなどを取り入れながら、近所付き合いも犯罪を抑制することにつながるとした。

 警察庁によると、2022年の特殊詐欺の認知件数は1万7570件で、被害額は370.8億円に上る。特殊詐欺の認知件数は年々増加しており、65歳以上の高齢の被害者が8割ほどを占める。
(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)