2023.11.29 4K8K衛星放送スタートから5年、新キャラお披露目 NHK、民放各局など合同キャンペーン
藤あや子さん(右)とMr.マリックさん(左)がヨンハチさんとともに4K8K放送をアピールした=29日、東京都港区のベルサール六本木
超高精細映像が特徴の「4K8K衛星放送」の開始から12月1日で5年を迎えるのに合わせ、「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」はNHKや民放5局と合同キャンペーンを開催する。29日には東京都港区で記者発表会が行われ、5年を機に誕生した4K8Kの普及促進を図る新キャラクター「ヨンハチさん」がお披露目された。
4K8K衛星放送は2018年12月1日に、NHKや民放がBSとCSに新設した17の専門チャンネルで放送がスタートした。地上波で現在流れている2K映像が約200万画素なのに対し、4Kは約800万画素、8Kは約3300万画素の高精細画質を誇る。視聴には専用のテレビやチューナー、アンテナなどが必要。
今回のキャンペーンでは、ヨンハチさんや業界関係者がのぼり旗を掲げ、家電量販店、街の電器屋のテレビ売り場でキャラクターグッズなどを配ってPR活動を展開。NHKとBS民放5社(BS日テレ・BS朝日・BS-TBS・BSテレ東・BSフジ)は4K8Kの新作番組のラインナップを充実させる。
記者発表会には、キャンペーン中の番組に出演する歌手の藤あや子さんとマジシャンのMr.マリックさんが登場。ヨンハチさんとともに4K8Kをアピールした。
A-PABの相子宏之理事長は「多様化するメディアサービスの中で、4K8Kは存在価値を十分に発揮できていない。放送開始から5年のタイミングで、改めて見ていただき、対応機器を買っていただきたい」と力を込めた。
(詳細は12月1日付の電波新聞/電波新聞デジタルに掲載します)