「2023スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」の表彰式が東京都文京区の東京ドームホテルで行われ、セ・リーグから坂本勇人選手（読売ジャイアンツ）、パ・リーグからは角中勝也選手（千葉ロッテマリーンズ）の2人が受賞した。

　同賞は、レギュラーシーズン中に最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手に贈られる。

　坂本選手は6月16日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で逆転サヨナラ3点本塁打を。角中選手は7月24日の対福岡ソフトバンクホークス戦で起死回生の代打サヨナラ2点本塁打を放った。

　このほど行われた授賞式で角中選手は「一打席勝負といえばこの人、という人からアドバイスを頂き、忠実に守ったことで結果が出た」と告白。坂本選手は「自身6本目のサヨナラ本塁打。普段のトレーニングを頑張ってきてよかったと思う瞬間だった」と喜びをかみしめた。

　スカパーJSATの米倉英一社長は「当社は生中継にこだわってきた。公式全試合生中継を目指し、いつでもどこでも楽しめる環境づくりをしてきた」とし、今後も「筋書きのないドラマをお届けしたい」と語った。