2024.01.05 名大・松尾教授らが真空蒸着可能なフラーレン誘導体開発 ペロブスカイト太陽電池実用化へ
名古屋大学大学院工学研究科の松尾豊教授らの研究グループは、真空蒸着が可能で形態的に安定的なフラーレン誘導体を開発。これを電子輸送層に用い、耐久性に優れ、変換効率22.1%というペロブスカイト太陽電池の作製に成功した。成果は2023年12月8日付の米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン版に掲載された。
今回の太陽電池はペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を持つ物質... (つづく)