2020.04.07 オーディオテクニカ カーオーディオ製品を拡充
リモートコントロールボックス「AT-RX50」
オーディオテクニカは、「Rexat(レグザット)」シリーズの新たなラインアップとして、スピーカケーブル「AT-RX280S」と、リモートコントロールボックス「AT-RX50」を投入する。
スピーカケーブル「AT-RX280S」は、7N-Class D.U.C.C.を含む4種の導体と3種の制振材を採用し、同シリーズのハイエンドモデル「AT-RX5500」の音質を継承した。
特殊レベルで品質管理された原料・製法で製造される世界最高水準の7Nクラス高純度銅を使用した7N-Class D.U.C.C.は、従来の高純度(6N)導体と同等の「純度」「結晶の大きさ」「結晶の配向性」を持ちながら、オーディオ用に最適化したハイエンドオーディオケーブル専用の高純度銅導体になる。
新製品は、その7N-Class D.U.C.C.とPC-Triple C、6N‐OFC、OFCを組み合わせ、響きや余韻などのディテールを精彩に表現。さらに、ハイブラー、マグネシウムウィスカ、チタン入りレオストマのトリプルインシュレーションシステムを採用し、不要な振動を減衰させ、よりクリアに音源を再生する。
リモートコントロールボックス「AT-RX50」は、使用することでアンプリモートの電源を強化し、安定したオーディオ環境を実現する製品。出力ごとに電源のON/OFFのタイミングを調整することができ、気になるポップノイズも抑制する。
コンデンサには高性能なニチコン社製を、筐体にはノイズに強い堅ろうなメタルボディーを採用。本体内部にヒューズを設置、さらにポリスイッチを搭載するなど、安全性にも配慮した。
希望小売価格(税別)は「AT-RX280S」(17日発売)は6500円(1.0メートルにつき)、「AT-RX50」(6月12日発売)が2万8000円。
同社は、ホームオーディオやマイクロホンで培ったノウハウと、最先端の高品質素材を駆使することで、カーオーディオでもベストな音質を徹底追求したいというユーザーの思いに応えていく。