RYODENは、「環境・安心・安全でサステナブルな社会の実現に貢献する」を共通コンセプトに「スマート工場EXPO」「国際カーエレクトロニクス技術展」に同時出展する。

　スマート工場EXPOでは3テーマで出展。「環境・脱炭素・省エネ」からは工場設備などを統合監視・制御するエネルギーマネジメントシステム「Remces」、温暖化ガス排出量を算定・可視化するツール、産業用蓄電池システムなどを出品する。

　「自動化・省人化・可視化」からは製造業向けカメラシステム「FlaRevo」や物流を可視化するRFIDソリューションなどを紹介。協働ロボットとビジョンで実現する検査の省人化提案としてAMRにロボットを搭載した実機を展示。包装フィルム用UVレーザーマーカーでパッケージに印字するデモも行う。

　「AI・DX・セキュリティ」では制御システム向けサイバーセキュリティーシステム「OTGUARD」、振動センサーで工具などの磨耗状態を監視するシステム、AIビジョンで異常検知する画像処理システムを訴求。プライベートLTEを活用した無線環境構築で現場DXを提案する。

　国際カーエレクトロニクス技術展では米インディセミコンダクターの車載向け半導体を使った車室空間を快適にするソリューションを提案。防水防湿コーティング剤は電子基板のコネクター部への塗布が可能でマスキング工程を省力化できる。

　内輪差による巻き込み事故を防止するAIセンシングイメージングカメラシステム、ピューズ社と連携した電動化ソリューション、半導体パッケージ用セラミック基板に加え、マイコンシミュレーターや3Dグラフィックシミュレーターなど開発支援ソフトも紹介する。