2020.04.20 ヨドバシ、営業中店舗の一部売り場を休業 緊急事態宣言の全国拡大で
16店舗を一時休業しているヨドバシカメラは、緊急事態宣言の対象が全国規模に拡大したことを受け、時短営業していた店舗で売り場の一部を18日から休業している。
対象はマルチメディア札幌(札幌市北区)やマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)、マルチメディア宇都宮(宇都宮市)など7店舗。カメラ、時計、ゲーム、おもちゃ、映像音楽ソフト、アウトドア用品、スポーツ用品などの売り場を休業している。
店舗にもよるが、休業する売り場は「全体の3分の1から半分程度を占める」(同社)。東京都が今月10日に発表した「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等」の「基本的に休止を要請する施設」に準じた措置になる。
営業を続けるのは、家電やテレビ、オーディオ、PC、自転車などの「社会生活を維持するうえで必要な施設」。営業は行うが、同社はネット通販での購入を促しているほか、「ネットで注文、店舗で受け取り」サービスの利用も促している。
ヨドバシは今回の措置により、全国の店舗で、営業時間の短縮にとどまらず、店舗自体の休業や売り場の一部休業を実施することになった。営業している売り場も営業時間は短縮しており、期間は「当面」(同社)としている。