2024.02.28 スマートエネルギーWEEK春開幕 太陽光、蓄電池ニーズ増に期待
PV EXPO会場内などが盛況
スマートエネルギー最大の見本市「スマートエネルギーWEEK春」(主催=RX Japan)が28日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。3月1日まで。
開始早々、蓄電池や太陽光パネルの新商品が披露されたブースには人だかりができていた。国内外の1600社が出展し、7万人の来場を見込む。スマートグリッドや水素・燃料電池、ゼロエミッション火力などの最新技術・商品も一堂に会し、商談の場として脱炭素のビジネスを加速させている。
トリナ・ソーラーの住宅・施設用蓄電システムやVertex(バーテックス)の太陽光パネルが注目され、大型産業用蓄電池Elementa(エレメンタ)2を初披露した。展示会が始まったばかりであったにもかかわらず来場者の関心が高く、手応えを感じていた。
シャープの業界最小・最軽量クラスで壁掛け設置が可能なV2Hシステムや、SLIM搭載の化合物太陽電池、オムロンの太陽光や蓄電池、EVのトリプル制御ができるV2Xシステムの説明にも人が集まっていた。住宅用を中心に電気代の高騰や災害対策への意識の高まりで太陽光と蓄電池、EVのニーズが高まっているという。