2024.03.12 災害時に燃料電池発電機活用 帝人と日赤看護大が実証へ連携

 帝人はこのほど、日本赤十字看護大学と共同で災害時の非常用電源として燃料電池発電機を活用する実証実験に向けた連携協定を締結した。

 豪雨や地震などの自然災害時は、長時間の停電に備えて非常用電源の確保が重要。現在、非常用電源には多様な発電機が利用されているが、ガソリン発電機やディーゼル発電機は、使用時の騒音や臭いの問題、稼働中に排出するガスによる一酸化炭素中毒のリスクが課題となっている。

 日赤看護大は有毒ガス...  (つづく)