2024.04.16 家電流通の2024年問題、配送体制強化し物流改善 中継輸送、ペーパーレス化など推進
上新電機のスワップ輸送およびドライバー交代方式(イメージ)
物流の停滞が懸念される、いわゆる「2024年問題」。自動車の運転業務の時間外労働にも4月から上限規制が適用され、家電流通を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。販売店への商品配送の制約や、商品の発注から納品までに遅延が発生する可能性もある。流通の現場では業務の効率化や販売先・顧客への周知を徹底する動きが強まっている。
2018年6月改正の「働き方改革関連法」に基づき、時間外労働の上限がなかった物流業界でも年960時間の上限... (つづく)