2024.04.19 大阪公大、硫化物固体電解質の新合成法開発 全固体NIBの実用化に期待
作田 准教授
大阪公立大学大学院工学科の作田敦准教授らの研究グループは、全固体ナトリウムイオン電池(NIB)の実用化に向けた硫化物固体電解質の量産性の高い合成プロセスを開発。同プロセスを用いて、世界最高のナトリウム(Na)イオン伝導度を持つ個体電解質を合成した。低コストで、高い安全度が見込める全固体NIB実用化への期待は大きい。
研究グループは作田准教授のほか、大阪公大大学院工学研究科の奈須滉大学院生(現北海道大学大学院理学研究院助教)、... (つづく)