2024.05.30 ローム、世界最小CMOSオペアンプ開発 従来品比69%サイズ削減 小型IoT機器などに

超小型CMOSオペアンプ「TLR377GYZ」(0.5ミリメートルのシャーペン芯との比較)

 ロームは、スマートフォンや小型IoT機器などで、温度、圧力、流量などを検知・計測したセンサー信号の増幅に最適な世界最小の超小型パッケージのCMOSオペアンプ「TLR377GYZ」を開発した。サイズは従来品比約69%、従来小型品比でも約46%のサイズ削減を達成した。5月から月産10万個の体制で量産を開始している。

 新製品はこれまでロームが培ってきた「回路設計技術」「プロセス技術」「パッケージ技術」をさらに進化させることで小型化...  (つづく)