2024.11.12 エスペック、4~9月連結は業績過去最高
エスペックの2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は、上期ベースで売上高、利益全て過去最高を更新した。受注高も前年同期比9.5%増の366億2100万円と過去最高を更新。受注高4期連続、売上高3期連続、営業利益2期連続の過去最高更新。営業利益率も10.8%と6期ぶりに過去最高を更新した。
荒田知社長は「主に国内の生産能力増強効果で売上高は計画通りに推移した。利益は販管費が増えたが、増収および粗利改善で期初計画を上回った。製品値上げや米国、中国、日本本社の各工場で原価改善が進んだ。外部委託から社内加工に切り替え、内作率を高めた効果も出た」と説明した。
通期連結業績は「下期の装置事業の環境試験器で標準製品より利益率の低いカスタム製品が増える」とみて期初予想を据え置いた。