2024.12.06 AI普及で技術検証が本格化 APNで進む分散型DC

 複数のデータセンター(DC)を高速光通信でつなぎ、一つの大規模DCのように機能させる「分散型DC」の技術検証が本格化している。急速に普及する汎用(はんよう)型生成AI(人工知能)の機械学習には、数千、数万台規模のGPU(画像処理半導体)が必要となるが、一つのDCで賄うには限界があり、電力の最適利用の面からも分散化が注目されている。鍵を握るのが、端末からサーバーまで全てを光信号で伝えるオールフォトニクス・ネットワーク技術(APN)だ。研究開発の現状...  (つづく)