2025.01.14 【電波時評】25年は成長に向けた一大転換点

 事務機業界は節目の年を迎えている。各社とも事業構造改革など中期経営計画の仕上げの年、成長に向けた事業の一大転換点と位置付ける。

 キヤノンは、2021年に開始した第6次5カ年計画の最終年に当たり総仕上げの年。生産は自動化・内製化による国内回帰を促進する。無駄を徹底的にそぎ落とし、計画の最終目標を達成し、次なる成長に向けて盤石な体制構築を目指す。国内販売のキヤノンマーケティングジャパンは、新規事業を創出する専門組織やファンドを立...  (つづく)