2025.04.25 【電波時評】常識にとらわれない災害対策を
東京都世田谷区で防災・減災に取り組んでいる区議会議員や区職員にインタビューする機会があった。
区議は地元の消防団に所属。東日本大震災の発災時、携帯電話など通信がつながりにくくなったことから、災害時の通信確保の重要性に気付いたという。そこから、区で通信に詳しい職員らからいろいろヒアリングをした結果、個別の無線システムも含む複数の情報伝達手段を日ごろから確保しておくことが重要だと考えるようになった。そこで区議は、この必要性をアピ... (つづく)