2025.05.21 【次世代自動車用部品特集】スミダコーポレーション ロータポジションセンサー、渦電流RPS技術を採用

ロータポジションセンサー

 スミダコーポレーションは車載用コイルを重点事業の一つに掲げ、CASEなどの自動車メガトレンドに対応した製品を相次いで市場投入している。

 同社は「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展し、車載用の回転角センサー「ロータポジションセンサー(RPS)」(渦電流式角度センサー)をはじめとする多彩な車載用製品を展示・紹介する。

 ロータポジションセンサーは、渦電流RPS技術を採用しているため、通常のレゾルバーと比較し、角度センシングの測定精度に優れ、取り付けも容易。特徴は、渦電流方式インダクティブ技術を採用、軽量・コンパクト設計、磁場の影響を受けにくい、過酷な環境下における高信頼性、幅広い実装公差を実現など。車載グレードのAEC-Q100/Q200準拠。機能安全規格ISO26262準拠ASIL-C(D)の高信頼製品。

 アプリケーションは、同期モーター用ロータポジション検出、HEV/EVドライブシステムなど。

 このほか、パワーインダクターのラインアップやオンボードチャージャー用トランス、IGBT/Sicゲート電源用トランス、高耐圧低背パルストランス、インターリーブ用磁気結合リアクトル、ワイヤレス給電コイルユニットなど多彩な製品を紹介する。