2025.05.26 【LED照明総合特集】LightBank 照明制御システム「SOTO」 マンションなどの共用スペース向け

「SOTO」シーリングライト

 LightBankは、「人が気持ちいいと感じてくれる空間を届ける」をコンセプトに、光・地球・経済、それぞれの環境を良くする、インフラとなるような照明の提供を目指していく。

 LightBankの事業の柱は、マンション照明、ゴルフ場照明、テレビ番組などの撮影用照明の三つの分野。その中で主力となる照明では、マンションなどの共有スペースで用いられる照明制御システム「SOTO(そと)」だ。ダウンライトや間接照明を組み合わせ、専用のリモコンでコントロールができる。

 従来製品の制御では、パソコンと専用のアプリケーションが必要なケースが多いが、SOTOは専用のリモコンを用意し、誰でも直感的な操作で、シーンに合わせ、調光や明るさの調整が容易にできる。そのため、不要なあかりを抑えることができて省エネにも貢献する。

 昨年夏には、リモコンをより使いやすいデザインにリニューアルしている。

 さらにSOTOシリーズに、撮影用照明の技術を応用したライティングレール用製品をラインアップ。光色がきれいで幅広い色味が特長。マンション用途のほか、レストランやアパレルなどの店舗にも適している。

 マンション設備など現場で住宅向けの製品についての問い合わせが多く聞かれることから、一般住宅向けのシーリングライトの開発に着手。年内の販売を目指している。

 撮影用LED照明の「雷電」は、現場で働く撮影スタッフの声を反映させた製品で、反響も大きいという。最近ではテレビ朝日系ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」など3番組に技術協力として参加、同社製品のドラマなどの撮影現場での活用が進んでいる。