2025.06.19 初のフォージドカーボン採用など カシオ計算機が機械式腕時計
EFK-100XPB-1A
カシオ計算機は「Speed and Intelligence」をコンセプトとした腕時計「EDIFICE(エディフィス)」の新製品として、強靭(きょうじん)で軽量なフォージドカーボンをブランドで初めて採用した機械式時計「EFK-100XPB/EFK-100YCD」を7月11日に発売する。
EFK-100XPB/EFK-100YCDは、文字板に高級スポーツカーなどに使用される軽量かつ高強度なフォージドカーボンを〝EDIFICE〟として初めて採用した機械式時計。フォージドカーボンは、カーボン繊維がランダムに混ざり合い、その模様が表面に現れることで、個々のモデルによって唯一無二の表情を生み出す。3針と日付表示のみのシンプルな文字板にすることで、フォージドカーボン特有の魅力を前面に押し出すデザインに仕上げている。
内部機構には、同社の時計として初めてメカニカルムーブメントを搭載。車を操る楽しさと、機械式時計を動かす喜びが相通じると考えて〝EDIFICE〟に採用した。シースルーバックを取り入れることで、車のエンジンやサスペンションに見られるような精緻な内部構造に通じる、機械式時計の美しく連なる精密なムーブメントの動きを視覚的に楽しめる。ムーブメントは、最大巻き上げ時、約40時間のパワーリザーブを備えている。
メーカー希望小売価格は、EFK-100XPB-1Aが税込み7万4800円、EFK-100YCD-1Aが同5万5000円。