2025.08.01 ダイトロンの1~6月連結 営業利益40%増
ダイトロンの2025年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比9・1%増の488億5200万円、営業利益は同40・0%増の37億2300万円、純利益は同35・6%増の25億5500万円となった。
国内販売事業、国内製造事業、海外事業の全セグメントで増収増益だった。
国内販売事業は、データセンター向けUPSシステムの販売が増加。製造装置は、データセンター用通信デバイスなどの生産向け電子部品製造装置の販売が増加。国内製造事業は、特殊コネクターの販売が増加。装置事業部門では、通信用デバイス向け加工機の販売が増加。
海外事業では北米、欧州、アジアの全エリアで販売が伸びた。
通期の連結業績予想は前回発表した数値を据え置いた。「設備関連の案件の前倒しがあり売り上げに寄与した。一方、米国関税は直接的な影響は少ないものの間接影響が不透明」(土屋伸介社長)という。