2025.08.13 代替部品で廃番製品を再生 EOL対応ビジネスで成長するバイタル  TOTOなどの廃番トイレに代替センサー

公衆トイレの廃番センサーを再生(8月、東京都)

 電子機器から部品まで大手メーカーが技術革新を進め、既存製品を生産終了(EOL)するなか、導入済みの機器を使い続けたい顧客のため、メーカーに代わり代替製品を供給するEOL対応も活発化している。

 公衆トイレも例外ではない。自動水栓メーカーで周辺電子機器などの相手先ブランド名製造(OEM)も手掛けるバイタル(長野県佐久市)は、TOTOやLIXILのINAXブランドで廃番になったトイレの赤外線センサーを再生する事業で成長する。  (つづく)