2025.08.15 「AIでアニメ表現の拡大を」 映像制作のズーパーズースが変革期を視野に提言
ズーパーズースの中島代表。制作で生成AIを全面使用したアニメ映画「死が美しいなんて誰が言った」は国際的に評価を得ている(提供:ズーパーズース)
コンテンツ作りでAI(人工知能)による省人化や効率化を追い求めると、技術が流出する恐れがある――。そう警鐘を鳴らすのは、AIを活用した映像制作支援サービスを手がけるズーパーズース(東京都杉並区)の中島良代表だ。中島氏はAIの利点と限界を理解した上で、映像表現の幅を広げる補助ツールとして適切に使いこなす必要性を強調した。
2020年設立の同社は、アニメーションや実写映像を制作する会社。23年からは、AIによる革新的な手法をアニ... (つづく)