2025.08.22 【ハムフェア2025特集】アルインコ 〈ブース番号B08〉

車載・固定局特小のDR-PM300SEFL

ライセンスフリーをキーワード

有償プログラム更新サービスも

 アルインコは「ライセンスフリー」をキーワードに、200台限定で発売を開始した車載・固定局特小のDR-PM300SEFLを出展。また、デジタル簡易無線DCR-PROシリーズに「ユーザーネーム」機能を追加する有償プログラム更新サービスを会場で実施。ほか、ライセンスフリー機などを紹介する。

 DR-PM300SEFLはライセンスフリー無線のユーザーを意識した固定・車載型特定小電力トランシーバー。

 既存の業務用「DR-PM300SE」のシンプルモデルで交互通話・交互中継通話のみに特化した。液晶表示は周波数とSメーター、機能面ではスキャンとモニターを標準に設定。ダイナミックマイクを付属させ、ホビーユーザーに最適な仕様にした。

 関西アマチュア無線フェスティバルでも参考出展した同機はアンテナ付き無線部と制御部間ケーブル5メートルが標準だが、オプションで10メートルのものもある。同フェスでは、さらに長いものを求める人も。車載での山頂利用も想定する。

 ユーザーネーム機能を追加する有償プログラム更新サービスは、あらかじめ送信側がプログラムしておいたコールサインなどの全角8文字(半角16文字)を受信側ディスプレーに表示する機能を追加。ひらがな表示などは別途対応する。対象製品は、DJ-DPS70E、同71E、同72W、DR-DPM60E、同61E、同62W、同80。同機能を追加した局同士で表示が可能だ。

 このほか、アマチュア無線ではモービル機で2バンドのDR-735など、ハンディー機で2バンドのDJ-S57LAなどを展示する。

 ライセンスフリー機はDCR登録局・特小・デジコミの人気機種を実機で用意する。