2025.12.15 【加速する宇宙開発事業】国産測位システムが最終段階 準天頂衛星「みちびき」7機フル体制へ 2月打ち上げ、期待高まる
2026年2月に打ち上げが予定されている「みちびき」の7号機
日本の測位インフラの自立性確保に向け、準天頂衛星システム「みちびき」の7機フル体制整備が最終段階に入った。内閣府、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、三菱電機、NECなどが連携し、2025年度中の5~7号機打ち上げで、日本上空で常時4機によって、他国のシステムに頼らない高精度で安定した測位サービスを日本単独で実現する一大プロジェクトだ。衛星間測距と衛星・地上間測距を組み合わせた精密な軌道や時刻推定を実現し、センチメートル級の測位補強や災害危機管理な... (つづく)





