パナソニック エレクトリックワークス（EW）社は、デザイン性と高い設置自由度を兼ね備えた建築化照明HomeArchi（ホームアーキ）「ラインライト スクエアスタイル」を11月21日に発売する。

　新製品は、製品本体や発光面の美しさにこだわった建築化照明で、直線的かつシンプルなデザインにより、本体が見える位置に設置しても建築空間に調和する外観を実現し、上質な光環境を提供する。

　4種類の配光タイプ（拡散・片面配光・両面配光・集光）を同一形状・サイズ展開で揃えており、異なる配光タイプが同一空間に存在しても統一感のある空間を演出できる。

　製品の長さは、設置場所に合わせて選択や組合せができるよう約600 mm、約900 mm、約1200 mm、約1500 mmの4サイズを用意した。税込み価格は、4万1800円から。

　また、片面配光タイプ、両面配光タイプは造作と組み合わせず、単体で壁や天井に間接照明として設置することも想定したデザインを採用し、より手軽に間接照明を導入できる。

　発光面は、連結設置でも美しい光のラインを演出できるよう、LEDの点発光のムラを抑えている。特に発光面を露出させた設置が多いと想定される拡散タイプでは、端から端までの光のムラを抑制することで、連結設置による美しい光のラインを実現できる。

　また、新開発の取り付け方法と放熱の構造により、天井や壁面に埋め込む際、照明器具側面と構造物の間に必要な隙間をわずか1 mmに抑え、建築空間との一体感を高めている。

　器具内外の熱をバランスよく放熱させる構造を採用したほか、凹凸が少ない本体の形状と取り付け板に灯具をビス不要で取り付けられる構造を採用し、狭いスペースへの設置も容易となった。