2025.10.28 マクアケで好評 1台3役の次世代電気ポット、山善が11月4日発売
次世代電気ポット「YDB-2L」
家電や産業機械の専門商社である山善(大阪市西区)は、ペットボトル給湯器とお茶メーカー、コーヒーメーカーの1台3役を兼ねる業界初の「次世代電気ポット」を11月4日に発売する。わずか0.5秒で設定温度のお湯が出るのも特徴だ。
2025年8月26日から、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で先行販売し、目標金額30万円(販売価格税込み1万1000円)を開始10分で達成。その後、商品台数を追加して約1カ月で2300台を売り上げるなど好評だった。
新製品は、本体上部にペットボトル(最大2L)をセットし、独自の瞬沸ヒーター技術により設定した温度のお湯が約0.5秒で出る。時短(タイパ)に優れたこれまでにないコンセプトの電気ポットになる。必要な分だけをその都度沸かし、保温も不要のため、電気代も節約できる。
専用のドリップアタッチメントを取り付け、お茶メーカー、コーヒーメーカーとしても利用でき、省スペース(スペパ)にも優れている。
温度設定は50℃から95℃まで5℃単位で調整可能で、飲み物それぞれの最適温度に対応。カップ麺などの調理に適した約300mlの自動停止モードも搭載する。
同社の電気ケトル(EGL-C1281)で約300ml を沸かす時間と注水までの時間を比較すると、次世代電気ポットが約1分10秒短く調理できる。
また、忙しい朝の白湯作りや、オフィスの休憩時間での利用など幅広いシーンで活用できる。専用ドリッパーには金属メッシュフィルターを採用。ペーパーフィルターを必要とせず、茶葉やコーヒー粉をセットすれば、約60秒で入れたてのお茶、コーヒーを楽しめる。
重さは1kg未満、大きさも持ちやすいサイズのため、AC電源が取れる場所であれば、持ち運んで利用できる。
商品デザインは、世界のトップ100デザインスタジオに選定された、カロッツェリア・カワイと協業。操作のしやすさに加え、お湯を扱う製品としての安全性や安定性にも配慮した構造となっている。
コンパクトでシンプルな一体感のあるフォルムと、空間になじむ上質なデザインにもこだわっている。








