2025.11.27 リコージャパンとネクスタ、資本業務提携で中堅・中小企業を支援 製造DX強化へ協業加速

 リコージャパンと、クラウドサービスを提供するネクスタ(本社・大阪市北区)は、製造業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)支援体制の強化に向け、資本業務提携を締結したと発表した。両社は今回の協業により、社会課題や経営課題に直面する中堅・中小製造業のデジタル化を推進し、競争力向上を支援する。

 ネクスタは、生産管理や基幹システムなど製造業の業務領域を幅広くカバーするクラウドサービス「SmartF」を提供している。同サービスはサブスクリプション型で、ユーザーが必要な機能のみを選択し導入できる点が特徴で、スモールスタートによるDX推進を後押しする。

 両社は今後、「SmartF」の機能強化を検討するとともに、リコージャパンが取り扱う各種アプリケーションとデータ連携を進める。これにより、製造現場を含む業務フロー全体の可視化・効率化を図り、顧客の業務改革を加速する体制を整える。

 人材育成の領域でも連携を深める。ネクスタは独自の教育プログラムと支援体制により、「SmartF」の導入から定着までを伴走できる専門人材を確保しており、多様な課題を抱える顧客に寄り添った提案活動を展開している。

 一方、リコージャパンはより高度な製造業支援を目的に、2025年度から「製造ソリューションエバンジェリスト」の育成を開始した。製造DXにおける新たな知見とノウハウを蓄積し、提案能力強化と市場拡大を狙う。

 両社は今回の資本業務提携を通じ、現場に寄り添ったDX支援と共創によるサービス拡張を進め、国内製造業の価値創造と競争力強化に貢献していく方針である。