2025.12.10 NTTドコモ関西が神戸でキャッシュレスキャンペーン TOTTEI、神戸ストークスと初コラボ 元町と合わせてにぎわい創出
キャンペーン開始に当たり取材会に出席した渋谷取締役、岡部担当課長、安達理事長、西村副社長(左から)
NTTドコモ関西支社は、南京町商店街振興組合とOne Bright KOBE(神戸市中央区)とともに「d払い」キャッシュレスキャンペーンを実施している。バスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームアリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」(神戸市中央区)や公園などからなる「TOTTEI」周辺と三宮・元町エリアの周遊を促し、街のにぎわい創出を目指す。「神戸ストークス応援キャンペーン」とも連動し、応援機運の醸成にもつなげていく。
NTTドコモ神戸支店と神戸市は、2016年から地域の課題解決を目的とした連携協定を結んでいる。同市では、4月にオープンしたTOTTEIのあるウオーターフロントエリアと中華街などがある三宮・元町エリアの周遊が課題となっていた。今回のキャンペーンをきっかけに二つのエリアの周遊を促したい考え。
1日から31日までのキャンペーン期間中は、南京町やジーライオンアリーナ神戸、TOTTEI PARK内などの対象店舗125店舗でd払いを使って決済を行うと、抽選で最大100%のdポイント還元を行う。併せて、11月25日からは、dポイントカードアプリのカードを神戸ストークスデザインに変更し、支払いをするとポイントの5%が神戸ストークスに還元されるキャンペーンを実施している。神戸ストークスのファンクラブ会員数とほぼ同数に当たる2300人ほどの利用を見込む。還元された金額は、選手の強化やファンに向けた施策などでの活用を検討している。
ドコモCS関西神戸支店スマートライフ担当の岡部克俊担当課長は「南京町とTOTTEIのにぎわいを創出し、訪れていただいた人にストークスを神戸の自慢のバスケットボールチームとして応援いただけるような活動につなげていければ」と展望を語る。
神戸ストークスの西村大介副社長は「アリーナができたことは知っていただいているが、チームの知名度は低く、ドコモユーザーに認知していただけるのはありがたい」と話す。
昨年も南京町商店街振興組合とともに地元住民に南京町に訪れてもらうことを目的に同様のキャンペーンを展開。92店が参加し、d払いの売り上げは、前年同月の約2倍となった。南京町商店街振興組合の安達正一理事長はキャンペーンが「売り上げに影響する」とし「年末の書き入れ時に神戸ストークスとジーライオンアリーナとともにキャンペーンをすることで今までにない盛り上がりになるのでは」と期待感を示した。
One Bright KOBEの渋谷樹取締役は「12月は試合が5回と多く、クリスマスマーケットや音楽フェスも実施する。ドコモの商圏を軸に神戸を楽しんでもらえたら」と話した。










