2026.01.14 象印マホービン クラフトビール「ゾウのマイ」、3月に発売

すっきりした味わいで和食に合う「ゾウのマイ」

炊飯試験のごはんをアップサイクルし、地ビールに生まれ変わらせる(写真は開発メンバーによる食味試験の様子)。

炊飯試験のごはんをアップサイクルし、地ビールに生まれ変わらせる(写真は開発メンバーによる食味試験の様子)。

 象印マホービンは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)実現の一環として、炊飯ジャーを開発する際に炊飯試験で炊いたご飯を原料に作ったクラフトビール(地ビール)「ゾウのマイ」(350ml/アルコール分4.5%)を商品化し、3月10日から発売する。

 炊飯試験では、年間約30tの米を使用する。従来は堆肥化し有効利用していたが、社内からは「もったいない」との声が上がっていたという。

 このため、さらに一歩踏み込み「ごはんのアップサイクル」活動として、試験用のご飯を利用した地ビールへと生まれ変わらせ、新たな価値創出に取り組んだ。

 この活動では、2021年からさまざまな企業と共創し、「除菌ウェットティッシュ」やクラフトビール「ハレと穂」、米こうじ発酵糖分「オリゼ甘味料」を販売してきた経緯がある。

 ゾウのマイは、ホップの特徴であるかんきつの香りと、苦みを抑えた和食に合うすっきりした味わいを実現しており、日々の食卓をより豊かにする。「日常生活に驚きを提供し、ビールが作り出すストーリーを感じてもらう」をコンセプトに開発したという。

 ビールの名称は、“ 象が舞い(米)上がってしまうほど”のおいしさや、米由来であることを表現している。

 大麦麦芽を粉砕し、ご飯とお湯を混ぜ合わせ、ご飯のでんぷんを糖化。しっかり煮沸し、厳選したホップで苦みと香りを最適に味付けし、急冷した麦汁にエール酵母を加え、じっくり発酵させて完成させる。

 新商品は、「全国第一号クラフトビール」の醸造所として知られるエチゴビール(新潟市西蒲区)の那須工場(栃木県那須町)で製造し、象印グループの販売会社である象印フレスコが販売する。オープン価格だが、一缶400円程度の価格となる見込み。ECサイトなどで販売する。