2026.01.26 25年の白物家電出荷額、2年連続プラス エアコンがけん引 JEMA

 日本電機工業会(JEMA)が26日発表した2025年(1~12月)の白物家電の国内出荷金額は、前年比2.4%増の2兆6418億円で2年連続のプラスとなった。全国的な暑さなどの影響からルームエアコンの出荷がけん引し、1991年に次ぐ過去2番目の出荷金額だった。

 製品出荷別(数量)では、エアコンが同3.8%増の970万5000台で、2年連続のプラスとなった。3年連続で史上最高の夏の暑さを更新していることから、好調だった前年に続き900万台の水準となった。

 冷蔵庫は、同2.9%増の341万6000台で6年ぶりのプラスに。約4割が401L以上の大型タイプとなっている。

 洗濯機は、同3.5%増の418万5000台で6年ぶりのプラスとなった。ドラム式洗濯乾燥機は、同5.0%増の102万9000台でとなり、初めて100万台を突破し、5年連続で過去最高の出荷数量を更新した。

 掃除機は、同2.1%減の523万2000台で2年ぶりのマイナスとなった。スティック型は、軽量化や吸引力を強化した製品が支持を集め、掃除機に占める構成比が初めて7割を突破し、12年連続で伸長した。

 電子レンジは、同0.4%増の325万9000台で4年ぶりのプラス。出荷金額は28年ぶりに1000億円台で推移し、約6割は幅広い調理機能を備えたオーブンレンジとなっている。

 炊飯器は、同0.5%減の450万4000台で5年連続のマイナスとなった。ご飯のおいしさを追求したIH式の構成比は、7割台を維持している。

 IHクッキングヒーターは、同0.9%増の62万8000台で2年ぶりのプラスとなった。IHクッキングヒーターの95%以上は2口以上ビルトイン型が占めている。

そのほか、食器洗い乾燥機や電気シェーバーが数量・金額ともに前年を上回り、好調に推移した。

12月は4カ月連続プラス

  25年12月の白物家電の国内出荷金額は、前年同月比0.3%増の2563億円で4カ月連続のプラス。エアコンや洗濯機が堅調に推移したほか、電子レンジや炊飯器などの調理家電がけん引した。

 製品別出荷台数は、エアコンが同3.6%増の64万1000台、金額も同5.8%増の631億2200万円で4カ月連続のプラスとなった。洗濯機は同8.3%増の43万1000台で4カ月連続のプラス、金額は同0.4%増の403億1800万円で3カ月ぶりのプラスとなった。冷蔵庫は同9.3%増の29万1000台で4カ月連続のプラスとなった半面、金額は同5.0%減の339億7500万円で3カ月連続のマイナスとなった。

 掃除機は同3.8%減の69万6000台で5カ月ぶりのマイナス、金額も同5.4%減の207億4500万円と苦戦した。調理家電は好調で、電子レンジが同20.6%増の41万6000台、金額も同17.4%増の129億4600万円と2桁伸長で推移。炊飯器も数量・金額ともに前年を上回った。