2026.03.03 地元公園で桜育てるボランティア活動 三菱電機高周波光デバイス製作所の社員有志ら

 桜の満開シーズンを前に、三菱電機高周波光デバイス製作所(兵庫県伊丹市)の社員有志が2月18日、地元で桜の名所として知られる瑞ケ池公園(ずがいけこうえん)の清掃や桜に施肥を行う社会貢献活動「瑞ヶ池公園の桜を育てる会」を実施した。

 瑞ケ池公園は、同製作所の正面に広がる公園。広さ19.3ha、1.6㎞の瑞ケ池(貯水池)の周囲に桜が植えられ、四季折々の花が咲く花壇や幼児向けの遊具などが設置される市民の憩いの場となっている。

 園内には、世界的に有名な桜の名所である米国ワシントンD.C.・ポトマック河畔の桜の子孫樹「日米友好の桜(里帰り桜)」も成長し、毎年花を咲かせる。

 当日、「育てる会」活動には、同製作所 従業員23人、伊丹市みどり自然課4人が参加。同製作所の馬場宏之班長(自主研副会長)が開会に当たり、「伊丹市のみどり自然課・近隣自治会などさまざまな方々に協力いただいている。日々の公園管理を行っている伊丹市・公園管理事務局の方々を含め感謝申し上げる。春にまた素晴らしい花を見せてもらえるよう、今日も安全に作業いただきたい」とあいさつ。木の根元近くの地面をスコップで掘り肥料を埋める作業や、池周辺のごみ拾いを行った。

 参加者の一人、鍋倉祐亮さんは、今回が初参加。「瑞ケ池を作業しながら一周するのでいい運動になりました。活動に携わったことで桜の咲く季節が楽しみ。開花の時期にはぜひ家族と共に公園を訪れたい」とコメント。

 「瑞ヶ池公園の桜を育てる会」は1986年に設立。伊丹市の桜を守り育てるため、近隣住民とともに同製作所の従業員が始めた活動だ。

 活動の功績が認められ、2009年には日本さくらの会より、日本最高峰の「さくら功労者」として表彰され、11年には伊丹市より、他の模範となる善行をたたえる善行賞「つつじ賞」を受賞した。

 日米友好の桜を米国へ寄贈して100周年を迎えた12年には、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰も受賞した。

 瑞ヶ池周囲には、ソメイヨシノ・山桜・八重桜など、約600本の桜が植樹されている。伊丹市みどり自然課や近隣の自治会長などの協力のもと枯枝剪定(せんてい)・施肥・清掃活動を年3回継続的に行っている。