2026.03.19 NXPとエヌビディア、ヒト型ロボット基盤を共同開発 「GTC 2026」で発表
NXPセミコンダクターズとエヌビディアが共同開発したヒト型ロボットのプラットフォーム
オランダのNXPセミコンダクターズと米NVIDIA(エヌビディア)は共同開発した次世代ヒューマノイド(ヒト型)ロボットのプラットフォーム(基盤)を開発者会議「GTC 2026」で披露した。エヌビディア主催の同イベントは、カリフォルニア州サンノゼで19日(現地時間)まで開催されている。
ヒト型ロボットを組み立てにあたり両社は、低遅延・高信頼のセンサーデータ処理、リアルタイム通信、同期モーション制御を実現するため、ロボットの「体」と「頭脳」を結ぶ統合アーキテクチャーを構築した。両社は、ロボットの関節やセンサーが密集する環境で、「ミリ秒単位のずれ」が安全性を損なう点を強調し、高度な統合エッジ処理の必要性を訴えた。
共同開発でNXPは、高帯域のビジョンデータをロボットの中枢へ転送するアプリケーションプロセッサー「i.MX95」、各関節のモーター制御を統合するクロスオーバーMCU「i.MX RT1180」、TSN(タイム・センシティブ・ネットワーキング)スイッチ「S32」などの半導体を提供する。
エヌビディアは、ロボットの体部分のセンサーデータを脳の部分へ直接転送する技術「Holoscan Sensor Bridge(HSB)」を中心に、同社のシミュレーションや学習技術を組み手わせて提供する。
ロボットメーカーがこのプラットフォームを購入してヒューマノイドロボットを製造することになるが、NXPは具体的な発売時期は明らかにしていない。







