2026.07.16 GMOペパボ、離れた場所の端末同士を安全に接続 専門知識不要の新サービス提供

VPNより手軽に導入できるGMOペパボのネットワーク接続サービス

新サービスの使用画面新サービスの使用画面

 GMOインターネットグループのGMOペパボは15日、自宅やオフィスなど離れた場所にある端末同士が暗号化された安全な通信で直接つながり、どこからでも必要なデータやシステムに安全にアクセスできる新サービスの提供を開始した。接続のたびに本人確認と権限チェックを行う「ゼロトラスト」に基づく仕組みで高いセキュリティーを確保している。

 今回用意したネットワーク接続サービスは「ロリポップ!ゼロトラストリンク byGMOペパボ」で、専用アプリをインストールすることで利用できる。機器の設定や専門知識が不要なため、個人や中小企業でも数分で利用を始められる。

 技術面では、端末同士が直接通信する「P2P(ピア・ツー・ピア)」方式と、機器同士が網目状に相互通信する「メッシュ通信」を採用した点が特徴だ。

 暗号化通信技術「WireGuard」をベースとした仕組みにより、従来のVPNのように中継装置を経由することなく、端末同士が暗号化された専用ネットワークで直接接続する。これにより、複数の拠点やクラウド環境のリソースを、あたかも同一ネットワーク上にあるかのように利用できる。

 同社は、人工知能(AI)による業務支援やサービスの開発を推進している。今回のサービスでも今後、AIエージェントが安全に社内のデータやシステムへアクセスするための接続機能を提供する予定だ。