2026.08.31 【ソリューションプロバイダー特集】リコージャパン 笠井徹代表取締役社長執行役員CEO
DX&GXとAIで顧客の成長支援、ストック型サービス拡充
国内IT市場は伸長しているが、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みは二極化している。一方、AI(人工知能)やセキュリティーへの関心は共通して高い。業務プロセスの改善では、業種ごとに異なる課題を捉え、伴走する支援が求められている。
当社は、新たに「中期事業計画'26(FY26-30)」をスタートした。「サービスインテグレーター企業としてDX&GXとAIで、お客さまの成長に貢献し続ける」を掲げている。主要戦略の一つとして、収益性の高いストックにつながるデジタルサービスを拡充する。ITサービス、アプリ、WE(ワークプレイスエクスペリエンス)の展開を強化し、業種ごとに最適な商品・サービスを導入から運用・保守までワンストップで提供する。
セキュリティーでは、マルチベンダーのサービスや技術を連携させ、ワンストップで提供する。SCS(サプライチェーンセキュリティ対策)評価制度に対応するソリューションも整える。国内SI4社のリコー、PFU、リコーITソリューションズ、リコージャパンはSEリソースを連携させ、SIビジネスを拡大する。パートナーアライアンスやM&A(企業の合併・買収)、業務提携を通じた「DXエコシステム」の拡充も進める。
このほか、「デジタルサービスによる顧客成長と地域・社会課題解決への貢献」「プロフェッショナル人財の育成・拡充」「DX・AIの社内実践加速と顧客への提供」を主要戦略として推進する。
地域・社会課題の解決では、GX(グリーントランスフォーメーション)を強化する。2050年のカーボンニュートラル実現へ、社内実践で培ったノウハウを紹介しながら、お客さまの目標達成に伴走する。昨年12月に始めた「カーボンニュートラル倶楽部」にも注力する。7月時点で企業・自治体など1700社・団体が加盟しており、今後1万会員を目指す。
プロフェッショナル人財の拡充では、全社のスキル向上を担う「プロフェッショナル認定制度」と、注力事業の成長をけん引するスペシャリスト育成を連動させる。26年度は延べ約1400人を育成し、新領域の事業成長をけん引する人財育成を加速させる。お客さまと共に成長を目指す。







