2026.09.10 富士フイルムBI、IDC評価で「リーダー」に選出 環境・社会課題解決の取り組み評価 資源循環や業務効率化を推進

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、IT専門調査会社IDC Japanのベンダー評価モデル「IDC MarketScape」の最新レポート(2026年8月発行)で、「リーダー(Leaders)」に選出された。商品やサービスを通じた環境・社会課題の解決、業務効率化や生産性向上などの取り組みが評価された。

 同レポートは、国内のハードコピーベンダーを対象に、サステナビリティー戦略や取り組みを評価している。

 富士フイルムBIは、富士フイルムグループのCSR計画「Sustainable Value Plan 2030」の下、「環境」と「働き方」を重点領域に掲げ、気候変動への対応、資源循環の促進、働きがいにつながる環境づくりに取り組んでいる。

 気候変動への対応では、業界トップクラスの低温定着性を持つトナーの開発をはじめ、省エネルギー性能の向上を目指した環境技術開発を推進している。また、マネージドプリントサービス(MPS)を通じ、オフィスの出力状況を分析し、複合機やプリンターの選定、配置、運用の見直しを支援することで、電力消費量や紙使用量の削減につなげている。こうした活動を通じ、顧客のCO₂排出量低減にも貢献している。

 資源循環の分野では、1995年に全社リサイクル方針を制定し、使用済み複合機の回収網を構築するとともに、新造機と同等の品質を保証した再生機を提供し、資源の再活用を進めてきた。使用済み製品から再使用可能な部品をリユースした製品の生産や、使用履歴に応じて摩耗・消耗した部品を交換する再生機の開発・生産など、製品ライフサイクル全体を通じた資源循環を推進している。

 さらにソリューション分野でも、文書管理や業務プロセスの自動化、データ活用を支援するIT・AIを実装したソリューションを提供し、顧客の生産性向上や多様で柔軟な働き方の実現を支援している。