2026.09.10 日立ソリューションズ、肥後銀行が「PointInfinity」採用 開始4カ月で会員23万人突破
日立ソリューションズは9日、熊本県で地域密着型の金融サービスを展開する肥後銀行が「ひぎんポイントサービス」の基盤に、ポイント管理システム「PointInfinity」を採用したと発表した。サービス開始から約4カ月で会員数は23万人を突破した。
肥後銀は、少子高齢化に伴う若年層の減少やネット銀行の台頭、預金獲得競争を背景に、個人顧客の獲得と定着に向けたサービスの差別化を課題としていた。日常的な金融取引を通じて顧客との接点を強めるため、従来の「わくわくクラブ」を全面刷新した。
新サービスでは、取引状況に応じたランク別特典に加え、アプリ登録や口座開設、口座取引などで「ひぎんコイン」を付与する。利用者はコインを地域ポイントや共通ポイント、地域イベントのチケットなどに交換できる。利便性を高め、地域内の消費循環と顧客への価値還元を目指す。
PointInfinityは、ポイントの付与や利用、会員ランク、キャンペーンの管理からAIによるレコメンド、販促までを支援するデジタルマーケティングソリューション。ひぎんコインとランク制度を一元管理し、交換先の追加やキャンペーンの拡充にも柔軟に対応する。
既存のスマートフォンアプリ、勘定系システム、情報系システムと連携し、金融サービスに求められる高い性能と安全性も確保した。肥後銀は基盤選定で、機能、コスト、スケジュール、実績、安全性、開発体制を総合的に評価した。PointInfinityの豊富な機能や導入実績、拡張性に加え、日立ソリューションズの提案力や複数の関係者に対応する柔軟性、ポイント分野の専門性を採用理由に挙げた。
地域企業や団体との連携、キャンペーンを通じて新たな交換先を追加し、顧客接点の拡大や地域との価値協創につなげる。日立ソリューションズは今後、AIを活用したDXを基盤に企業の持続的な成長を支援する。








