2026.09.18 東急電鉄とパナソニック コネクト 東横線にホーム監視AI導入

「乗務員支援ホーム監視AIシステム」の概要イメージ

運転台モニター上への表示イメージ
運転台モニター上への表示イメージ

 東急電鉄とパナソニック コネクトグループは、AI(人工知能)画像解析技術を活用し、ワンマン運転を行う運転士のドア閉扉判断を支援する「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を17日から渋谷駅を除く東横線全駅(計20駅)に順次導入を始めた。

 同システムは、駅係員のバリアフリー合図の視認性を高めることや、運転士のドア閉扉判断に影響のある駆け込み乗車などの事象の検出を目的に、東横線都立大学駅と多摩川駅で、2024年2月1日から3月31日まで実証実験を行った。

 その後の検証と改善を経て一定の効果が確認できたため、このほど本格導入に至った。

 同システムは、ホーム上の乗降監視用映像内で、駅係員によるバリアフリー合図をAI画像解析技術により検出。運転士が確認する車内の運転台モニター上に「手合図検知」の文字を表示する。

 電車を乗降する顧客やバリアフリー合図を行う駅係員、白杖(はくじょう)・車いす・ベビーカーを利用する顧客を検出し、車内の運転台モニター上に表示することで、運転士のドア閉扉の判断を補助する。

 電車を乗降する顧客を検出すると運転台モニター上には「赤色の丸」を表示。白杖・ベビーカー・車いすを利用する顧客を検知すると「緑色の枠」を表示することで、運転士によるドア閉扉判断時の確認業務に貢献する。

 17日の綱島駅から順次東横線の代官山駅から横浜駅まで計20駅へ導入を進めていく。