2026.09.28 【業務用無線特集】アルインコ 最大9人の同時通話に対応
アルインコは、1.9GHz DECT方式の音声ミキサーなしで9人まで同時通話できる同時通話システム「DJ-R531P/同-R531」を6月に発売した。工事現場など騒音環境下でも高音質、ノイズキャンセラーなどの特性を生かし導入が進む。使用時間約19時間と作業時間にとらわれず使用できるのも強みだ。
DJ-R531P(親機)同-R531(子機)は免許資格不要な同時通話システム。1.9GHzでデジタルコードレス電話規格のDECT方式を採用し、同社製機器で最大の9人までの高音質な同時通話が可能。送信マイクに入る騒音をデジタル処理して受信側にクリアな音質を届けるノイズキャンセラーも搭載。TDMA(時分割多元接続)デジタルのGMSK変調(ガウス最小偏移変調)なのでノイズのないクリアな音質を実現した。
導入が進んでいるのはクレーン業界や測量業界、電気工事業界など。建設現場、造船所など大規模現場での案件も増えている。6月の発売以降、順調に導入が進んでおり、立ち上がりは良好。騒音環境でもスムーズなコミュニケーションが可能でデモ機でのテスト導入の引き合いも多くなっている。
親機を中心とした通信距離の目安は障害物がない平地で約300m、障害物が少ない場所で約150m、市街地で約100m。親機を中心に設置して、広範囲でも同時通話が可能で、クレーン作業などのオペレーションや測量現場での確認などが容易にできる。
Bluetoothユニットも搭載し、EME-80BMAワイヤレスイヤホンマイクのほか市販のイヤホンマイクとも連携できる。最近では医療関連での問い合わせも多く、オペを行いながらワイヤレスマイクで指示を出すニーズもあるという。
バッテリーは大容量バッテリーパックで約19時間、単3形アルカリ乾電池3本を使用する乾電池ケースで約15時間の通話が可能。電池の持ちを気にせず使用できる。
今後は同時通話数の拡張なども検討し、さらに機能性を高める。









