2026.09.28 【関西地区特集 関西エレクトロニクス産業】きんでん 高所作業車向け安全補助装置開発
安全補助装置・スカイシールドセンサー
きんでんは、高所作業車の上昇時にセンサーによる警告で事故を未然に防ぐ安全補助装置・スカイシールドセンサーをレント(静岡市駿河区)と共同開発した。
建築設備工事では高所作業車の作業床の上昇時、作業者が墜落防止用の手すりをつかみ、天井との距離を確認しながら操作する。その時にケーブルラック、ダクトなどの建築設備や梁などの対象物への接近に気付かず、手すりが接触し、災害につながる恐れがあった。同製品は、対象物を超音波センサーにより平面的に非接触で検知して、ブザーとランプで作業者に危険を警告する。
大きさは幅96×高さ136×奥行き118mmで、重さは約600g。高所作業車の作業用バスケットに治具を取り付けて使用。作業場所などに応じて容易に取リ付けが可能だ。
また、超音波センサー、LEDポインター、音量調整スイッチなども搭載。超音波センサーは非接触で建築設備などを面で検知でき、検知距離は500/1000/1300mm。検知範囲はセンサーから高さ1300mmでφ1212mm。光と音で警告し、広範囲検知で安全性向上に貢献する。LEDポインターは、検知方向の確認が可能。
音量調整スイッチで警告音の音量調整ができる。音量は大・中・小の3種類(最大95dB)。加えて、センサー内部にある警告音変更スイッチで警告音(計11種類)の変更ができ、ほかの建設機械からの音や近隣で使用している同じセンサーの警告音との混同を避けることができる。電源は単3形電池4本で充電式ニッケル水素電池、アルカリ乾電池が使用可能。反応回数は1400回。防水性能はIPX4相当。
同製品は5月に東京で開催されたJECA FAIR 2026の中で行われた、技術的観点、社会的貢献度、着想などの観点から優れていると評価できるものを審査・選考する第64回製品コンクールで日本電設工業協会奨励賞を受賞した。









