2026.09.29 山善、電動昇降デスクを学習机に 周辺アイテム拡充
電動昇降デスク ハイエンドモデル 天然木化粧突板天板を中心に、左:木製サイドキャビネット、デスク上:デスクトップラック
山善は、子どもの学習環境をより快適に整える「電動昇降デスク」向けの周辺アイテムとして、ラックやキャビネットなどを新たにラインアップした。
11月上旬から同社インターネット通販サイト「山善ビズコム」やEC(電子商取引)モール「くらしの e ショップ」などで発売する。2024年に発売した「電動昇降デスク ハイエンドモデル」を中心に、子どもの成長に合わせて長く使える「学習机」として新たに提案を強める。
デスクは57.5~117.5cmの広い昇降幅を無段階で調節できる。ラックや天板も組み替え可能で、使う人の成長や用途に合わせ、1台のデスクを最適なスタイルにカスタマイズできる。
最小57.5cmは身長約135cmの人に適した高さの目安とされ、小学校高学年ごろから大人まで、成長や体格に合わせて高さを変えられる。
4種類の高さを登録できるメモリー機能により、子ども用・大人用など複数の高さをワンタッチで呼び出せる。
昇降中に障害物へ接触すると動作を停止し、逆方向に約5cm戻る「衝撃検知センサー」も搭載。配線をまとめる配線トレイも付属し、学習時の足元やデスク周りをすっきりと保てる。
新たにラインアップしたデスク周辺アイテムは、学習机としての機能性を備えつつ、使用環境に合わせた豊富な材質やカラーをそろえている。昇降デスクに合わせ、リビングに自然になじむデザインに仕上げている。
デスクトップラックには教科書や文具などを手の届く場所にまとめて収納でき、棚板の高さも収納物に合わせて調整できる。
木製サイドキャビネットには引き出し収納に加え、天面にランドセルやパソコン、タブレットなどを置ける。デスク周りに必要なものをまとめ、限られたスペースでもすっきりとした学習環境をつくれる。
電動昇降デスクの高さを成長に合わせて変えられるだけでなく、周辺アイテムの組み替えも可能。小学生のうちはデスクトップラックやキャビネットを組み合わせ、成長後はラックを取り外し、デスクトップスタンドを付け替えて天板を広々と使用するなど、1台のデスクをその時々の使い方に合わせてカスタマイズできる。
ラインアップは、電動昇降デスク ハイエンドモデル メモリー付き 天然木化粧突板天板がEHD-MT1070(幅100cmタイプ/税込み8万8800円)・同MT1270(120cm/同9万1800円)・同MT1470(140cm/同9万9800円)。
デスクトップラックではDURG-100(幅100cmタイプ/同1万1800円)・同120(幅120cmタイプ/同1万3800円)、木製サイドキャビネットはSMC-30(幅30cmタイプ/同1万2800円)・同41(幅41cmタイプ/同1万3800円)。
デスクトップスタンドではDTSC-60(幅60cm/同3980円)・同80(幅80cm/同4980円)・同100(幅100cm/同4480円)のほか、デスクトップスタンド コンセント付きとしてDTSCE-60(幅60cm/同5480 円)・同80(幅80cm/同5980円)・同100(幅100cm/同5480円)をそろえる。
成長に合わせて使い方を変更
少子化が進む一方、子どもの家庭学習の場所や、学習机に求められる役割は変化している。小学生の子どもを持つ保護者100人を対象に実施した調査(26年3月)では、87%が「リビングで勉強している」と回答。
高学年でも76.2%がリビング学習を続けるなど、家族のいる空間で学ぶスタイルが広く定着している。
子どもの「座りすぎ」も注目されている。早稲田大学スポーツ科学学術院の石井香織教授らの研究では、スクリーンタイムが2時間以上で運動量が少ない子どもの学業成績を1とした場合、スクリーンタイムが2時間未満で1日60分以上の中等度以上の運動をしている子どもの方が、1年後の学業成績が高い確率が2.74倍と、より高い数値を示す傾向が報告されている。
こうした学習環境の変化や子どもの座りすぎに関する研究を踏まえ、電動昇降デスクを学習机として活用することに着目した。
開発当初から、小学校高学年の平均身長をもとに学習に適した高さを算出し、天板の最低位置を設定するなど、子どもから大人まで使いやすい高さを追求してきた。
今回発売するラックやキャビネットと組み合わせることで、リビングにも置きやすく、学習中に「立つ・座る」を切り替えながら、成長に合わせて使い続けられる学習机として提案を強める。
早稲田大学スポーツ科学学術院の石井香織教授は「体を動かすことは、体だけでなく、気分のリフレッシュや脳の働きにとっても大切。特に重要なのは、座っている総時間を減らすことだけではなく、長時間の座りっぱなしを途中で中断すること」とし、「勉強の習慣が身に付き始める小学生の時期から、時には立って学ぶ習慣を取り入れていくことも大切ではないか」とコメントしている。














