2026.10.06 世界半導体の売上高、1~8月は初の1兆ドル突破 AI需要拡大を追い風に
米半導体工業会(SIA)は5日、2026年8月の世界半導体売上高が1597億ドルとなり、前年同月比で144.3%増、前月比で8.0%増だったと発表した。世界半導体市場は、18カ月連続で前年実績を上回っており、生成AI(人工知能)向け需要の拡大などを背景に力強い成長が続いている。
1~8月の累計売上高は、初めて1兆ドル(約150兆円)を突破した。正確な金額は公表していないがSIAのマイケル・ロビンズ会長兼CEOは「半導体業界は成長とイノベーションの新たな時代に入った」とコメントし、今年通年の世界売上高は1兆6000億ドルを超えるとの見通しを示した。
地域別では、8月の売上高は、前年同月比で米州が180.9%増と最も大きく伸びたほか、アジア太平洋・その他地域が143.0%増、中国が131.3%増、欧州が98.5%増、日本も62.3%増となった。前月比でも全地域でプラスを確保し、アジア太平洋・その他地域が9.1%増、日本が8.5%増、米州が8.2%増、中国が6.6%増、欧州が7.5%増だった。
売上高は、世界半導体市場統計(WSTS)が集計した3カ月移動平均ベース。AIサーバーやデータセンター向けを中心とした需要が市場拡大をけん引している。










